喫茶店王国

名古屋はなぜ喫茶店が多い?

OPENの看板

名古屋市の喫茶店の中でも特に繁華街では集中していて激戦区となっています。昔ながらのレトロな純喫茶から最新のオシャレカフェまで。 そんな名古屋の喫茶店について掘り下げていきます。

【名古屋は喫茶店王国】

なぜこんなに名古屋は喫茶店が多いのでしょうか。名古屋で行きたい場所を尋ねると喫茶店と答える人が多くを占めるほどに、喫茶店は名古屋グルメとして定着しています。 喫茶店は、名古屋グルメの1ジャンルであるといえるでしょう。コーヒーを注文すると盛りだくさんおまけがついてくるモーニングサービスも、名古屋名物としてすっかり定着しています。 ちなみに、県庁所在地別で調査した「1年間に市民が喫茶店で使うお金の平均ランキング」でも、名古屋は常にトップ3に入っています。

【全国2位】

データから見ても、名古屋は喫茶店王国です。全飲食店に占める喫茶店の割合は、全国平均の2倍もあります。 喫茶店での消費金額も隣の岐阜県に続いて愛知県が全国2位で、これも全国平均の2倍以上の金額になります。 これは東京や大阪に比べて都心部の家賃が安いため、小規模で客単価が低い喫茶店でも出店しやすかったからだと言われています。 そして店が多い分、個々のお店が差別化に熱心で、その結果としてモーニングサービスが充実していったというわけです。

【コメダ珈琲店】

名古屋喫茶の代名詞的存在といえばコメダ珈琲店でしょう。 300店舗以上を展開しており、地下街、オフィス街、住宅街と、市内および郊外周辺のありとあらゆる立地に出店しているチェーン店です。 オリジナルデザートのシロノワールは、名古屋名物のひとつともなっています。